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開会式で入場行進する聖光学院の選手たち=上田潤撮影

 第97回選抜高校野球大会が18日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。開会式で、3年ぶり7回目の出場となる聖光学院の選手20人は、引き締まった表情で力強く行進した。22日の第2試合(午前11時30分開始予定)で、常葉大菊川(静岡)と対戦する。

 聖光学院は、出場32校中5番目に入場。佐々木琥太郎・記録員がプラカードを先頭で掲げ、沼田倖汰選手(3年)のかけ声のもと、選手たちは緊張した面持ちながらも力強く行進した。校名が呼ばれスタンドから拍手が送られると、選手の顔からは笑みがこぼれ、憧れの舞台を楽しんでいる様子だった。

 聖光学院の甲子園出場は春夏通算26度目だが、甲子園の土を踏むのは、昨夏の全国大会に出場した菊地政善選手(3年)以外は初めてだ。

 開会式終了後、竹内啓汰主将(3年)は「本当にここでプレーできるんだなという実感がすごくわいた。緊張もあるけど、やるしかないという気持ちも高まってきた。どのチームよりも泥まみれになって戦いたい」と、高揚した表情で話した。

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